【IFA復興プロジェクト】7月5日(土)、7月6日(日) 復興支援レポート

 珠洲市では、小中学校11校のうち10校の運動場に仮設住宅が建っており、今もなお多くの方々が暮らしていらっしゃいます。そのため、三崎中学校では仮設グラウンドが建設されることとなり、地域住民と学校との連携強化と被災地の1日も早い復興に貢献することを目的として、日本サッカー協会(JFA)が開催するチャリティイベントに参画くださったパートナー企業15社からの支援金を活用し、そのグラウンドを芝生化することになりました。
 石川県サッカー協会からは関係者25名、FC北陸U-15の選手・スタッフ55名の総勢80名がボランティアとして参加し、ポット苗の植え付け作業を行いました。当日は、元サッカー日本代表の永島昭浩さん、JFAパートナー企業のキリンホールディングス株式会社、株式会社みずほファイナンシャルグループ、東亜道路工業株式会社の方々、地域住民の方々や三崎中学校の中学生の皆さんと一緒に交流しながらの作業となりました。
 総勢約150名が丁寧に約17,000株の苗を植え、数か月後には一面芝が緑のグラウンドになる予定です。
 日本サッカー協会の皆様、ポット苗植え付けの段取りや各準備に携わってくださった関係者の皆様ありがとうございました。

 この6月に、やなぎだ植物公園の「子ども広場」の遊具が老朽化と地震の影響で撤去されることになりました。今回のプロジェクトは、遊具を撤去して整地した広場に、芝のポッド苗を一つひとつ手で植えて、能登の子どもたちが安心して遊べる「みんなの芝生広場」を作る取り組みです。
 24時間テレビ能登半島復興支援事業「みんなの芝生広場プロジェクトinやなぎだ植物公園(主催:テレビ金沢/24時間テレビチャリティー委員会)」として行われ、石川県サッカー協会からは石川県立小松明峰高等学校サッカー部の皆さんが参加いたしました。